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レリア アンセプスの根
1 SUGOI-ne2号ゴールド栽培の根
鉢の外に根は伸びださない!
気根????
ラン菌のいるSUGOI-neに向って根が伸びる。
どういう根が伸びるかという実験のためにウオータースペースを作らないで植えた。
鉢の縁より高く植えているので、このランの根が、本当に空気が好きなら・・・・
マニュアル通りに植えた固いSUGOI-neの中に根を伸ばすはずはない。
しかし、実際は写真の通りの根である。
鉢の縁まで根が伸びて、この先は空中になることを根冠が察知し、
見事なばかりに中に潜るのである。
こういう姿を、これまでの栽培では説明がつかない。
2 これまでのラン栽培では、2の写真の根の伸び方に疑問は無かった。
着生ランの根は、このように伸びるのが当たり前としてきた。
SUGOI-ne栽培では、この根の伸び方では大失敗である。
潅水が足りないために、鉢内に炭素循環が構築できない。
この場合は、空中に根を伸ばし始める。
空中に枯れ落ち葉の炭素循環はないから、作落ちがきびしい。
これに肥料を与えて生長させようとすると、株分けしたときの落ち込みが極端に大きくなる。
着生ラン栽培の最大の問題点である。
これまでのラン菌削除の栽培法では、絶対にこの問題を解決出来ない。
作落ちの説明がつかないまま、株の保存、切花栽培が困難といわれてきた。
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ラン栽培において、着生ランの根は大きく誤解されてきた。
この根の誤解は、栽培の根幹ともいえる潅水、湿度、鉢性質、鉢の形状、
コンポストまで関係し、ラン栽培の特殊な潅水技術まで生まれた。
その根本的な誤解の原因は、ラン菌削除のコンポスト栽培に起因する。
菌根植物であるランの着生ラン。
ランの進化の過程で、なぜ菌根にならなければならなかったのか???
この問題がラン界で深く掘り下げられないまま、ラン菌削除のコンポストで栽培され続けて来た。
一般の植物ですら良く生育させることが困難な水ゴケ、バーク、礫、杉皮でランは作られてきた。
こういうコンポストで伸びたランの根は、ランの本当の根の姿ではない。
SUGOI-ne栽培での根の素顔。
これなでの常識とは全く異なる姿をあらわしてきた。
自生地における本当の根の素顔である。
着生ランの根の素顔
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